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ドナーカード持ってます

臓器移植法に基づいて,厚生省と日本臓器移植ネットワークが発行している カードで,正式名称は「臓器提供意思表示カード」です.保健所などで手に入れる ことができます.コレをきちんと記述して持っておくことにより,自分が死もしくは 脳死状態になったときに,臓器を他人に移植してもらうことができます.

法律ができた時に問題になったのは「脳死は死か否か」ということでした. ぼく自身は,脳死は死であると考えています.脳死した後残っているのは,心停止 だけです.脳死の状態からふたたびもとに戻ることはないと考えられています. 脳死状態で臓器を提供することは,新鮮な臓器をいち早く臓器移植の必要な 方のところに届けることができます.死にゆく人が少しでも長く心臓が動き続ける ことよりも,新鮮な臓器を提供することによって生き続けることのできる人が 一人でも多くなる方が重要だと考えています.

画像なくしちゃった…

カードの裏面には,どういう判定の死により臓器を提供する意思があるのか, こまかく書くことができます.もちろん,臓器提供の意思がない旨も書くことが できます.ちなみにぼくは,脳死判定でも心停止でもすべての臓器を提供する 意思があります.

以下,カードと一緒にもらった紙より.

臓器提供 Q & A

Q: どんな臓器が移植のために提供できるのですか?
心臓や肺,肝臓,腎臓,角膜などを提供していただくことができます.心臓や肺,肝臓,腎臓,すい臓,小腸は,脳死後,移植のために提供していただくことができます.腎臓やすい臓,角膜は,心臓が停止した死後でも,移植のために提供していただくことができます.
Q: 「脳死」ってどんな状態ですか?
「脳死」とは,呼吸などを調節している脳幹といわれる部分も含めて脳全体の機能が停止し,もとには戻らない状態をいいます.「脳死」は呼吸などが保たれている「植物状態」とは全く別のものです.脳死になると,自力では呼吸できません.また痛みなどの刺激に対する反応もなくなり回復することはありません.人工呼吸器などの助けによって,しばらくは心臓を動かし続けることもできるのですが,やがて心臓も止まってしまいます.全死亡者のうち,脳死になるのは 1% 未満です.
Q: 臓器提供の意思を表示したいのですが,どうすればよいのですか?
まず,死後に臓器を提供することをご自身で意思表示カード(ドナーカード)に書いてください.意思表示カード(ドナーカード)への記入に当たっては,記入例を参考に,該当する番号提供する臓器を○で囲んでください.また,署名年月日と本人署名欄も記入してください.(提供しない臓器は×で消してください.)
Q: 書いた意思表示カード(ドナーカード)はどうすればよいのですか?
書いた意思表示カード(ドナーカード)はなるべく財布や定期入れなどに入れて,携帯してください.また,できればご家族にもその旨を伝えておいてください.あなたの善意を生かすためには,その意思がだれか他の人に伝わっていることが大切です.また,臓器提供したいという意思をご家族とお話しするのも大切なことです.ご家族の反対があっては臓器提供はできないのです.もし,記入語に臓器提供の意思が変わってしまったら,それまでのカードは破り捨ててください.
Q: 私は未成年ですが,臓器提供の意思表示はできますか?
未成年の方でも 15 歳以上であればできます.
Q: 意思表示カード(ドナーカード)を持っていることで,治療が変わったりするのでしょうか? また,何か費用がかかるのでしょうか?
そのようなことはありません.救急医療は,あなたの命を救うことを第一に考えて行なわれます.また,臓器提供者(ドナー)の側には提供の費用は一切かかりません.
Q: 臓器提供のことは理解したけれど,私は臓器を提供したくないのですが?
その考え方も尊重されます.意思表示カード(ドナーカード)には,臓器を提供しない旨も記入できます.
Q: 臓器移植についてもっと詳しいことを知りたいのですが?
(社)日本臓器移植ネットワークにお問い合わせください.(社)日本臓器移植ネットワークは公平・公正な臓器移植のための日本で唯一の組織です.あなたの臓器移植に関するご質問を受け付けいたします.

臓器提供に関する問い合わせ先

(社)日本臓器移植ネットワーク本部

フリーダイヤル 0120-78-1069


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