Linux Conference 2000 Fall が 2000/11/29-12/1 に,京都国際会館で開催されました.ぼくは,このイベントに 三日間とも参加し,Community BOF では,発表もさせていただきました. ということで,簡単な感想を書いておきます.
初日:11/29
行ったら BOF 会場で,としさんの Plamo BOF をやってました.ぼくは Plamo を 使ったことがないのですが,パッケージガチガチのシステムではないところが いいかなと思っていました.そこで,FreeBSD の ports のようなものを実装しては どうか,と発言しました.後で知ったのですが, Linuxports というのがあるみたいですね…
その後,Ruby と Perl の作者対談をちょこっと見ました.濃い話はあまりなかった のですが,両者とも,自分の作った言語には愛着があるみたいですね.Larry は 「もう引退だ」なんて言ってましたけど…
午後になって,いよいよ Community BOF です.ぼくの発表は 2 番目でした. 人前で話すのは,講習会などで慣れていたんですが,ちょっと緊張しました. なにを話したのかはよく覚えてないんですが,話したいことを忘れてしまって, あまり話せなかったことは覚えています.やっぱり,準備をきちんとしないと ダメですね…
そのあとは, ことらぐ のクイズ大会がありました.いろいろとマニアックな問題がたくさん出て, おもしろかったです.司会のとねさんがすごく上手で,感動しました… ちなみに, この日の夕食は,ことらぐの方々と一緒に京都駅で食べました.ことらぐの方には, お世話になりました.
二日目:11/30
なんか,初日より気楽に参加できました.午前中は IPSec の話を聞きました. これは,いろいろとタメになりました.それ以外はあまり乗り気でなかったので, フリーアクセスルームでメールを読んだり Web を見たりしてました.
そのうち, VA の佐渡さんの OSDN の BOF が始まったので,聞いてみました.なるほど,VA って こういうことをやっていたんですね,知らなかった.VA には,すごく興味を持って います.うーん,いいね.
午後は,Ruby のキーノートを聞きました.昨日とちがって,まつもとさんも 過激な発言をしてくれました.なんと, 「 某 P で始まる言語は越えたと思う 」とか.ぼくもそう思うんですけどね. まつもとさん,すごいひとです.
そのあとは,興味があったので,「Linux で構築する携帯電話メールゲートウエイ」 を聞いたのですが,なんかオープンソースじゃない製品の宣伝のような感じだった ので,途中で抜けて,武藤さめの「Debian パッケージの作り方」を聞いてみました. ぼくは,曲がりなりにも開発者の一員なので,ほとんどのことは知っていましたが, 知らないことも一部あって,勉強になりました.
そのあと,懇親会に参加したのですが,いろいろな人と話をしました.楽しい ですね,こういうのは.最後には人が浮いていましたよ(笑).
三日目:12/1
ESR と Larry のキーノートさえ聞ければいいと思ったので,午前中はずーっと 遊んでました.で,とねさんに「式神」の話を少し聞いて,ぼくも聞けばよかった かなと,ちょっと後悔.
Eric S. Raymond の講演は,すばらしかったです.話すのが速くて,英語はうまく 聞き取れませんでしたが,すごくいい,ためになるお話でした.「オープンソースと ビジネス」のお話でしたね.こういうのを日本語できちんと話して理解してもらえ れば,日本でももっとオープンソースが進むのではないかなーなんて思ったりも しました.
Larry のキーノートは,なかなかよかったです.後半の(Perl6 とかの)技術的な 話はあまり理解できませんでした(半分くらいは英語で聞いてたので).おもしろい ひとですよ,Larry は.アニメが大好きで,LC が終わった後は,京都や大阪の アニメショップに繰り出したようです…
さいごに
LC には初参加だったのですが,「以前に比べると熱気が薄れた」という話も 聞きました.参加料が高いというのと,平日開催だったことを考えると, こんなもんかなと思います.もっとコミュニティ主導だったらいいのになって 感じました(それなら,こんなに大がかりにはできないかな?).とりあえず, 以下の収穫がありました(笑).
- Larry Wall のサイン(OpenSources の日本語訳に)
- まつもとゆきひろさんのサイン(Ruby デスクトップリファレンスに)
- ことらぐのアヤシゲな消しゴム 2 個
リンク
(2000.12.12)